自社の商品を消費者に届けるためには、マーケティングの知識を取り入れて実践することが不可欠です。知識を得るために一番手軽な方法は、本を読むことです。この記事では、初心者向けの入門書から世界的なベストセラーまで、マーケティングに関連するおすすめの本を幅広く紹介しています。自分に合う本を読んで活用し、自社のマーケティング活動を強化しましょう。
おすすめマーケティング本27選
- ゼロからわかる!ビジネスで使いこなす!マーケティング大全
- ドリルを売るには穴を売れ
- マーケター1年目の教科書
- [改訂4版]グロービスMBAマーケティング
- マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ
- 人がモノを買うしくみを言語化する “知ったかマーケター”からの脱却
- 影響力の武器[新版]:人を動かす七つの原理
- アイデアのちから
- あなたの会社が90日で儲かる!
- 新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方
- エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書
- 沈黙のWebマーケティングーWebマーケッター ボーンの逆襲ー
- いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方 E-E-A-T対応
- ザ・コピーライティングー心の琴線にふれる言葉の法則
- Webアンケート調査 設計・分析の教科書 第一線のコンサルタントがマクロミルで培った実践方法
- マーケティングのための因果推論 偶然と相関の先へ進む因果思考ーマーケ戦略を再定義する分析スキルとは
- 事例で学ぶ BtoBマーケティングの戦略と実践
- 小さな会社の勝算 90日で売れる仕組みになるデジタルマーケティング
- THIS IS MARKETING ディスイズマーケティング 市場を動かす
- 人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法
- 新版「欲しい」の本質 人を動かす無自覚な欲求「インサイト」の見つけ方
- ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
- 失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~
- ザ・ニューロマーケティング 最新の科学が暴いた消費者の「買いたい」を行動につなげるビジネス戦略
- 戦略ごっこ マーケティング以前の問題
- データ・ドリブン・マーケティング―最低限知っておくべき15の指標
- コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略
1. ゼロからわかる!ビジネスで使いこなす!マーケティング大全

中川功一の『ゼロからわかる!ビジネスで使いこなす!マーケティング大全』は、マーケティングの基本から、市場分析、販売戦略、ブランディングまで、マーケティングの知識をイラストと図を用いてわかりやすく解説しています。また、96件の事例を通して各社が実践している戦略や成功要因が解説されており、自社で実践する場合の考え方や方法を学べます。
「お客様が商品サービスに価値を見い出し、自然と売れていく」という状況を作り出すこと。それがマーケティングなのです。
ー中川功一
ポイント:重要用語を網羅し、マーケティングの全体像の把握から現場での活用法まで提案されている構成です。初心者はもちろん、マーケティングの活用法がわからない人にもおすすめです。
2. ドリルを売るには穴を売れ

『ドリルを売るには穴を売れ』は、マーケティングコンサルタントの佐藤義典が執筆したロングセラー本です。マーケティングに最低限必要な理論を、レストラン再建ストーリーを交えながら解説しており、ストーリーだけでも楽しめます。初心者向けに専門用語の説明や表、図解もあり、わかりやすい言葉で書かれた教科書のような本です。
ポイント:マーケティングに最低限必要なのは、価値(ベネフィット)・ターゲティング・差別化・4Pの4つです。商品を売るには、顧客にとっての「価値」から考える必要があります。
3. マーケター1年目の教科書

栗原康太と黒澤友貴の共著『マーケター1年目の教科書』は、第一線で活躍するトップマーケターの思考&行動パターンを、調査・戦略・集客・提案・支援・測定・組織の7つのカテゴリに分け、50個の「マーケティング・パターン」を実践者のインタビューとともに解説しています。マーケティングを学んでもどう実践していいかわからない人や、何を優先すべきかわからない人におすすめです。
センスの良い人がマーケティングの成果を出しているわけではない
センスではなく、取るべき行動を理解している人が成果を出している
ー栗原康太 、黒澤友貴
ポイント:仕事で成果を出すために大切なことは、「成果につながる基本行動の徹底」です。
4. [改訂4版]グロービスMBAマーケティング
![[改訂4版]グロービスMBAマーケティング](https://cdn.shopify.com/s/files/1/1958/6155/files/globalmbalarketing.jpg?v=1770821435)
日本最大級のビジネススクール、グロービス経営大学院が制作した、『[改訂4版]グロービスMBAマーケティング』は、マーケティングの基礎から最先端の理論までを1冊で体系的に学べる本です。マーケティング戦略の不変の基盤である「4P」を解説するとともに、改訂ではBtoBビジネスやカスタマージャーニーなどの解説が加えられ、時代の変化に合わせて学び直すべき領域を広くカバーしています。
ポイント:マーケティングの基礎から応用まで1冊で体系的に学べます。
5. マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ

西口一希の『マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ』は、マーケティングを学んだものの、実際の活用の仕方がわからない人のために書かれた本です。顧客視点に立ち、誰にどんな便益と独自性を提供できる商品か、という「WHO」と「WHAT」の組み合わせを明確に捉えることが重要だと述べています。実際のマーケティング成功事例も紹介しており、読者が自分の状況に合う方法を見つけやすい構成です。
ポイント:人に興味を持つことが、マーケティング力の向上につながります。
6. 人がモノを買うしくみを言語化する “知ったかマーケター”からの脱却

富永朋信の『人がモノを買うしくみを言語化する “知ったかマーケター”からの脱却』は、「ポジショニング」や「ターゲティング」といった一般的に使われている用語をわかりやすく再定義して解説するとともに、それがなぜ人に効果を発揮するかを具体的な事例を挙げて説明しています。「マーケティングの解体新書」とも呼べる一冊です。
ポイント:フレームワークを個々の事例に合わせて活用するには、その本質となぜ機能するのかを深く理解している必要があります。
7. 影響力の武器[新版]:人を動かす七つの原理
![影響力の武器[新版]:人を動かす七つの原理](https://cdn.shopify.com/s/files/1/1958/6155/files/eikyoryokunochikara.jpg?v=1770821435)
『影響力の武器[新版]:人を動かす七つの原理』は、ロバート・B・チャルディーニの世界的ベストセラー、「影響力の武器」に新たな原理が加わった新版です。人の行動心理を7つに分類し、その活用の仕方を事例を用いて解説しています。民族紛争にまで影響力を及ぼした原理とその顛末など、興味を引く事例が多数紹介されており、影響力を活用して人を動かすための理論を学べます。
ポイント:販売側は、人間の心理を利用して売り上げを伸ばす方法を学ぶことができ、購買側は悪用の手法に気づき、身を守る術を知ることができます。
8. アイデアのちから

全米で150万部を超えるベストセラーとなったチップ・ハースとダン・ハースの『アイデアのちから』では、受け入れられるアイデアと受け入れられないアイデアがある理由を探求し、勝つアイデアの共通特性を解説しています。流行や社会現象を起こす法則の一つ、「記憶に粘る」を掘り下げ、印象に残るメッセージや行動を促す言葉の法則を紹介しています。
ポイント:心に残るアイデアは単純明快で、意外性があり、具体的で、信頼性があり、感情に訴えるストーリーを用いています。
9. あなたの会社が90日で儲かる!

神田昌典の『あなたの会社が90日で儲かる!』は、ビジネス書の世界に「ビフォア神田昌典」「アフター神田昌典」という言葉ができるほどの影響を与えた本です。初版から25年以上経っても売れ続けているベストセラーで、その内容を実践して成果を上げた企業は5000社にものぼります。「売り手主導の営業スタイル」へと進化させ、顧客の感情の動きを理解して購買意欲を引き出す方法を教えています。
実は、この本には、あなたが、手に取るような仕掛けがしてあったのです。
ー神田昌典
ポイント:「エモーショナル(感情)マーケティング」は、消費者の購買に至るプロセスに着目しており、幅広い業界に応用できます。
10. 新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方

『新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方』は、全米で「マーケティング・バイブル」と称された伝説の名著、「お金をかけずにお金を稼ぐ方法」が読みやすく再翻訳された本です。著者のジェイ・エイブラハムはフォーブス誌が選ぶ全米トップ5のコンサルタントで、メンターのメンターと呼ばれる人物です。クライアントのニーズを常に優先する「卓越論」を説き、経営の細かな改善点を豊富な具体例で解説しています。
これを実践すれば、【収入は増え】、【成功を手にする】ことができます。そして【人生は一変する】ことでしょう。
ージェイ・エイブラハム
ポイント:商品は顧客の問題を解決する手段である、ということを理解し、真のニーズを見極めることで、相手が本当に必要としているものを販売できるようになります。
11. エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書

『エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書』は、「コンテンツマーケティングの生みの親」とされるジョー・ピュリッジによる、コンテンツマーケティングの教科書のような本です。コンテンツマーケティングの意義、作成、配布、管理まで細かく解説され、最小のコストで最大の優良顧客を掴むためのテクニックが詰まっています。コンテンツマーケティングの基本を学びたい人におすすめです。
顧客はあなたたちのことも、あなたたちの製品やサービスのことも気にかけてない。関心があるのは自分自身のことだけだ。
ージョー・ピュリッジ
ポイント:売り込みをせず、毎回同じトーンで、期日と時間を守って顧客にとって価値があるコンテンツを発信しましょう。
12. 沈黙のWebマーケティングーWebマーケッター ボーンの逆襲ー

松尾茂起の『沈黙のWebマーケティングーWebマーケッター ボーンの逆襲ー』は、ウェブマーケティングを「ウェブを通し、その商品の価値をあらゆる形で顧客に届ける一連の施策」と位置付け、基礎から体系的に学べる初心者向けの本です。主人公が課題を解決していくストーリーと、理解を深める解説という構成で、理論とともに実際にどのように行動すべきかが具体的に示されています。改訂により、時代の変化を反映した最新事例や解説も追加されています。
ポイント:ウェブデザインでは、顧客がウェブ上で知りたい情報を重視し、コンテンツファーストかつスマホファーストのデザインにしましょう。SNSでは、フォロワーとコミュニケーションを取り、誠実に対応することが重要です。
13. いちばんやさしい新しいSEOの教本第3版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方 E-E-A-T対応

江沢真紀、コガン・ポリーナ、西村彰悟共著の『いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方 E-E-A-T対応』は、SEOの基本を学びたい人におすすめです。初心者でもわかりやすい実例や図を用いながら、「AI時代も変わらないSEO」を解説する本です。改訂でGoogleが重視する「E-E-A-T(経験-専門性-権威性-信頼)」の概要や対応方法も加わり、画面の解説がパソコンからスマホサイトになりました。
ポイント:単に検索結果の上位にサイトを表示させるためではなく、訪問者の目的に応えるために、適切なキーワードを選定し、サイトの構造を整えることが大切です。
14. ザ・コピーライティングー心の琴線にふれる言葉の法則

『ザ・コピーライティングー心の琴線にふれる言葉の法則』は、アメリカの伝説的コピーライター、ジョン・ケープルズが、実証的で即効性のある「科学的広告」について教える本です。90年以上前に書かれた本でありながら、現代でも多くの学びがあり、時代を超えて読み継がれています。広告の父と呼ばれるオグルヴィが「この本は間違いなく、いままでで1番役に立つ広告の本である」と絶賛するなど、広告業界の著名人たちからも高い評価を得ています。
ポイント:ほとんどの広告は、見出しが1番重要です。
15. Webアンケート調査 設計・分析の教科書 第一線のコンサルタントがマクロミルで培った実践方法

エイトハンドレット社と渋谷智之の共著『Webアンケート調査 設計・分析の教科書 第一線のコンサルタントがマクロミルで培った実践方法』は、ウェブアンケート設計・分析の基本から、顧客理解・消費者理解のために押さえておくべきアンケート設計と分析のコツ、調査する際の注意点まで、図と具体例を盛り込んで分かりやすく解説している本です。
ポイント:行動データでは「誰が、いつ、どこで、何を」がわかりますが、「なぜ」がわからないため、アンケートで意識データを調査し、読み解くことが重要です。定性調査と定量調査の両方を活用しましょう。
16. マーケティングのための因果推論 偶然と相関の先へ進む因果思考ーマーケ戦略を再定義する分析スキルとは

因果推論とは、物事や事象が起こる因果をデータから推定する手法で、漆畑充と五百井亮の『マーケティングのための因果推論 偶然と相関の先へ進む因果思考ーマーケ戦略を再定義する分析スキルとは』では、マーケティングを題材に因果推論の基礎から応用までを解説しています。因果推論という科学的な手法をマーケティングに応用することで、広告や施策がどれだけの効果をもたらしたかを解明します。
ポイント:あくまでも「マーケティングを舞台として因果推論を学ぶ」本ですが、データを利用した説得力のある戦略策定の助けになります。
17. 事例で学ぶ BtoBマーケティングの戦略と実践

BtoBの業界における主要な顧客獲得手法は、テレアポや展示会への出店から、オンラインに変化してきています。栗原康太の『事例で学ぶ BtoBマーケティングの戦略と実践』は、企業間での新たなインバウンドマーケティングの対応について、戦略からコンテンツマーケティングの始め方まで解説されており、実際の企業例を参考に学べる本です。
ポイント:自社の強みを明確にし、競合が取り組んでいないチャネルに集中して取り組みましょう。
18. 小さな会社の勝算 90日で売れる仕組みになるデジタルマーケティング

『小さな会社の勝算 90日で売れる仕組みになるデジタルマーケティング』では、約950社もの企業を変えたコンサルタント、谷田部敦が、中小企業や個人事業主の悩みに答えます。具体的な手法も掲載されており、すぐに試せる「使えるデジタルマーケティング」の本です。顧客の認知向上や、信頼の築き方、利益を生む商品の構造、そして売れ続ける方法まで、限られた予算であっても、売れる仕組み作りを助けます。BtoBや実店舗、観光など、業種別のマーケティングのコツもわかります。
ポイント:マニュアル化を促進し、低予算でも動画・SNSを組み合わせてマーケティング戦略を策定しましょう。
19. THIS IS MARKETING ディスイズマーケティング 市場を動かす

元Yahoo!副社長のセス・ゴーディンはマーケティング関連書籍を数多く執筆していますが、特にスモールビジネスオーナーにすすめたいのが『THIS IS MARKETING ディスイズマーケティング 市場を動かす』です。マーケティングとは「変化を起こすこと」「誰かが抱える問題を解決する手助けをする寛大な行為」だと定義し、「恥ずかしくないマーケティング」を提唱しています。
マーケターが顧客に嘘をつき、スパムメールを送ることに罪悪感を覚えながら仕事をする時代は、もう終わらせなければならない。ソーシャルメディアで集めたデータと人とのつながりを混同することも、 注目を集めるためにお金を浪費することもやめるべきだ。
ーセス・ゴーディン
ポイント:小さな市場に絞りこみ、特定の顧客との信頼関係を築きましょう。
20. 人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法

『人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法』は、人と会うと疲れる、家から出たくない、コミュニケーションを減らしたい、という人におすすめです。早慶上智専門のネット家庭教師として、極力人と会わずに毎年100人以上の生徒を集め、多数の合格者を輩出している人間ぎらいのうつ起業家、林直人が、参入すべきビジネスや、YoutubeやAmazonなどを駆使した独自の集客の仕組みを公開しています。
ポイント:少数の売り手と買い手しかいない分野でビジネスを始め、まずは小さく試してみましょう。ただし、起業家や新規事業担当者が「やりすぎかな」と感じる10倍、100倍活動しなければ、市場に見つけてもらえません。
21. 新版「欲しい」の本質 人を動かす無自覚な欲求「インサイト」の見つけ方

大松孝弘と波田浩之の共著『新版「欲しい」の本質 人を動かす無自覚な欲求「インサイト」の見つけ方』では、インサイトは「人を動かす無自覚な欲求」と定義されており、その正しい見つけ方や活用方法を伝えています。改訂で事例・フレームワークが更新され、AIを活用したインサイト最新分析手法、組織としてインサイトを活用するための人の育て方・組織の作り方についての解説も加わりました。
ポイント:インサイトを見つけるには、人の価値観を理解することが重要です。また、固定観念やバイアスを捨て、データと事実を見ることが不可欠です。
22. ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』は、世界的ベストセラーの「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代」の著者で、組織心理学の教授、アダム・グラントが執筆した本です。
この本では、オリジナリティは特別な人だけが持つものではなく、誰もが発揮できる、と述べられています。さらに、流れに逆らう不安や恐怖に打ち勝ち、「オリジナルな何か」を実現させるための助言を提供しています。
ポイント:オリジナリティを発揮するには、可能な限り多くのアイデアを出して選定することが必要です。
23. 失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~

『失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~』は、豊富な事例を知り尽くした熟練コンサルタントの森行生が、マーケティングの失敗パターンと成功確率を上げるための理論をまとめた本です。具体的な失敗事例が豊富に掲載されており、戦略設計のコツや、コンテンツマーケティングの始め方を学べます。
「知られなければ『ない』のと同じ」と私はよくいいます。
ー森行生
ポイント:失敗の9割は「知名度不足」にあり、これを解消できれば、成功率は飛躍的に高まります。
24. ザ・ニューロマーケティング 最新の科学が暴いた消費者の「買いたい」を行動につなげるビジネス戦略

ニューロマーケティングとは、心理学・脳科学・行動経済学の知識を利用して人間の脳や無意識レベルの反応を理解し、マーケティングに活かす手法です。遠藤貴則の『ザ・ニューロマーケティング 最新の科学が暴いた消費者の「買いたい」を行動につなげるビジネス戦略』には、人間の脳の無意識の働きを、広告の最適化、商品開発、価格設計、店舗設計などさまざまなことに活用する方法が書かれています。
ポイント:選択を誘導する手法「ナッジ」をマーケティングに活用し、商品の魅力をさりげなく印象付けることで、最終的な購買行動につなげられる可能性があります。
25. 戦略ごっこ マーケティング以前の問題

芹澤連の『戦略ごっこ マーケティング以前の問題』は、ビジネスやマーケティングで一般的に良いと言われていることの根拠を、300以上もの海外の実証研究や論文を徹底的に掘り下げて追求した本で、市場と消費者行動に関する基本的なファクトを知ることができます。一般的なマーケティング理論に違和感がある人におすすめです。
ポイント:マーケティングの世界で当たり前とされていることでも、データをとって検証してみると、結果が正反対になる場合があります。
26. データ・ドリブン・マーケティング―最低限知っておくべき15の指標

マーク・ジェフリー著『データ・ドリブン・マーケティング―最低限知っておくべき15の指標』は、アマゾン社員の教科書の翻訳本です。データドリブンマーケティングとは、収集したデータに基づき経営判断や意思決定を行うマーケティング手法で、全米トップ500社の業績上位20%が取り入れている成功要因です。本書で紹介される指標による意思決定は、大規模な投資が必要なく、豊富な事例も掲載されているため、すぐに実務に活用できます。
ポイント:自社が重要視するデータを明確にしたうえで、正しくKPI・KGIを設定し、PDCAサイクルを迅速かつ数多く回しましょう。
27. コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略

『コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略』は、近代マーケティングの父と呼ばれるフィリップ・コトラーがヘルマワン・カルタジャヤ、イワン・セティアワンと共に書いた最新マーケティング理論です。消費行動や価値観の世代間での違い、経済格差による生活の二極化、情報技術の格差といった現代の課題に対応できるよう、コンセプトが更新されています。
ポイント:AI等の先端技術と人間の共感力を組み合わせて、顧客体験価値の向上を目指しましょう。
まとめ
基礎を教える入門書から世界的なベストセラーまで、マーケティングで成果を上げるために役立つ本を紹介しました。他にもマーケティングについて学びを深められる本は数多く存在するため、自分に合うものを探してみましょう。
起業家におすすめの本23冊もぜひチェックしてみてください。
よくある質問
初心者におすすめのマーケティングの本は?
- ゼロからわかる!ビジネスで使いこなす!マーケティング大全
- ドリルを売るなら穴を売れ
- マーケター1年目の教科書
マーケティング本は本当に役に立つ?
マーケティング本は、成功や失敗からの教訓、最新の理論や実践的な例を短時間で手軽に学べるため、上手に活用することで、大きな学びが得られるでしょう。また、内容をしっかりと読み込み、自分のビジネスの状況や目標に合わせて実行することで、成果につながりやすくなります。
文:Tomoyo Seki イラスト:レイチェル・タンスタル





